徳島県 撮影日記

【四国の写真撮影スポット】JR四国の土讃線 徳島の秘境駅『坪尻駅』 アンパンマン列車・特急列車通過時刻も紹介

更新日:

日本5大秘境駅に数えられている徳島県三好市の坪尻駅。

坪尻駅は徒歩でしか訪問できないことで有名。
また列車が急勾配を行き交うための折り返し用線路「スイッチバック」があり、鉄道ファンにとって人気が高い駅なんです。

週末を中心に大歩危―多度津間を走るJR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」が停車し、写真撮影スポットとして認知度も高い駅です。

そんな坪尻駅へ実際に撮影しに行ってきました。

坪尻駅とは?

坪尻駅(つぼじりえき)は、徳島県三好市池田町西山にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。
駅番号はD19。
四国に2つしかないスイッチバック駅の1つ(もう1つは同じ土讃線新改駅)である。
徳島県と香川県の県境にある猪ノ鼻峠付近、標高272mの地点に位置し周辺には山林や川しかない。
駅構造の関係から通過する普通列車もあり、秘境駅のひとつとされている。

Wikipediaより

坪尻駅は徳島県三好市にある山に囲まれた駅。

周辺には集落や住宅はなく、生活利用客はいません。

また先ほどの説明の通り、珍しいスイッチバック構造の駅であり、鉄道ファンからも人気の高い駅です。

スイッチバックとは急勾配を伴う地形において険しい斜面を登坂・降坂するために、ジグザグに敷設された折り返し式の鉄道線路のこと。

勾配であるかどうかにかかわらず分岐器を設けて二つの線路を接続し、列車をその接続点で折り返し運転するために設けられた駅や信号場をスイッチバック式停車場(スイッチバック駅/信号場)と呼ぶこともあるそうです。

坪尻駅の場合は急勾配を登坂・降坂するためではなく、特急列車を通過させる信号場として役割のあるスイッチバック駅になります。

カメラ撮影でも人気の高い駅なんです。

さまざまな角度から撮影できるので、時間があれば一日中いても飽きない秘境駅。

そんな坪尻駅の場所や撮影スポットを紹介します。

坪尻駅の場所

坪尻駅

徳島県三好市にある坪尻駅はJR四国土讃線にある駅です。

香川県三豊市の讃岐財田駅と徳島県三好市の箸蔵駅の間にあります。

【住所】〒778-0031 徳島県三好市池田町西山立谷

坪尻駅では車では行けません。

国道32号線か県道377号線から行ける農道から駅まで徒歩20分ほどかかります。

詳しくはこちらをご覧ください。

坪尻駅への行き方

撮影スポット

坪尻駅

坪尻駅展望台

国道32号から脇道にそれてすぐの場所に展望台が設置されています。

【住所】〒778-0040 徳島県三好市池田町西山西ノ岡

こちらから撮影できます↓

坪尻駅展望台

2016年11月、山肌から駅を撮影しようとしていた男性が足を踏み外して落ちる事故があったそうです。

坪尻駅展望台

男性は約5メートル下で止まりましたが、そのまま転がり落ちていれば命に関わる事故になる恐れもあったとのこと。

展望台設置で、安全に撮影できるようになったそうです。

写真撮影者のために設置された展望台はコンクリート製のしっかりしたもので、手すりもあって安全。

ここから撮影した写真がこちら。

坪尻駅

坪尻駅

撮影時刻は9時15分ごろ。

山に囲まれた駅ですが、太陽の光が駅に届いていますね。

そうこうしていたら、電車の音が聞こえてきました。

坪尻駅

坪尻駅

アンマンマン列車と遭遇!

坪尻駅

列車通過時刻は9時23分でした。

坪尻駅を通過する特急列車の時刻については後ほど紹介します。

TAMRON 超望遠ズームレンズ 100-400mm F4.5-6.3で撮影。

展望台や高台から遠くのものを撮影するのに望遠レンズは非常に役立ちます!

坪尻駅付近から撮影

坪尻駅への行き方・アクセスについてはこちらの記事をご覧ください。

坪尻駅への行き方

どの角度から撮影しても絵になりますね。

坪尻駅

坪尻駅

ただし、坪尻駅を停車・通過する列車は限られています。

 

坪尻駅を訪問した際に2本の特急列車が通過しました。

1本目はロケハン(ロケーション・ハンティング)している最中に列車が通過。

坪尻駅

坪尻駅

写真を撮り損ねましたorz。

2本目はこちらから撮影。

坪尻駅

若干危険ですが、細心の注意を払い撮影。

坪尻駅

他にも「いいアングルから撮影できる場所」がたくさんあります。

四国在住なので、もう一度再挑戦したいと思っています。

ちなみに坪尻駅で使用したレンズはNikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4Gです。

標準レンズは使い勝手がいいねすね。

特急列車の坪尻駅通過時刻

特急列車通過時刻

坪尻駅の手動踏切に、特急列車通過時刻の表が掲示されています。

『止まれ見よ!』

手動の踏切を渡る際には十分に注意してください。

そして写真撮影の際、非常に役に立ちます。

どの時間に多度津方面か高知方面のどちらから列車が来るのかがわかります。

高松・岡山方面高知方面
6時09分6時54分
6時27分7時32分
7時18分8時19分
8時26分9時14分
9時21分(アンパンマン列車)10時10分
10時29分11時13分
11時31分12時20分(アンパンパン列車)
12時32分13時18分
13時31分14時15分
14時33分15時13分
15時32分(アンパンマン列車)16時16分
16時29分17時21分
17時28分18時08分
17時53分18時20分(アンパンマン列車)
18時33分19時25分
19時10分19時45分
19時55分20時17分
20時49分20時41分
22時37分21時28分
22時49分

坪尻駅に向かう際、また坪尻駅展望台で特急列車を撮影する際、この時刻を参考にしてください。

まとめ

坪尻駅

しんと静まり返った坪尻駅。

さまざまな写真撮影スポットがあります。

秘境駅にふさわしい雰囲気です!

一番のオススメは各駅停車の電車かJR四国の観光列車『千年ものがたり』がスイッチバックする様子。

残念ながら時間の関係でそのような光景に出くわすことはできませんでした。

次回訪問の楽しみにしたいと思います。

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