以前星空撮影をするためのアプリを紹介した。
iPhone(スマートフォン)で星空を撮影する方法 スマートフォンのアプリで一眼レフより星をキレイに撮れるのか?
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。 2018年12月の天体イベント、ふたご座流星群の流れで星空撮影の記事が多くなっています。 撮影機材はもちろん一眼レフカメラ。 NikonD600 ...
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『星撮りくん』という星空を撮影するアプリでは、一眼レフカメラと同じようにシャッタースピードを変更して撮影すると星空が撮影できる。
シャッタースピードを遅くするので、もちろんスマートフォンを固定するためのホルダーと三脚が必要になってくる。
しかし手持ちで星空撮影できたので、そのやり方について解説していきたい。
iPhoneで星空を撮る時の撮影機材と撮り方について
使用したのはiPhone XS Maxのみ。
多くの人がiPhone XS Maxで写真撮影する時に『Live Photos(ライブフォト)』を利用して撮影しているのではないだろうか。
iPhoneの「Live Photos(ライブフォト)」機能とは、写真だけでなく撮影した前後1.5秒ずつ、合計3秒間の映像と音声も保存する。
まるで“動く写真”を撮影できる機能でとてもおもしろい。
あとで編集が可能なのでよく利用していたが、写真一枚の容量が大きいので最近は「Live Photos(ライブフォト)」機能をオフにしている。
その「Live Photos(ライブフォト)」機能をオフにした状態で、カメラがブレないように脇を締めて写真を撮影する。
実際に撮影した写真
実際にこんな写真を撮りたいものだが、残念ながらこんな写真を撮ることはできない。
撮影したのはこちら。
真っ黒。
しかしうっすらと星が写っている。
撮影した星空画像のレタッチ
ほんの少し星が写っていたら写真のレタッチアプリを使用すれば星を浮かび上がらせることができる。
使用したアプリは「Adobe LightRoom」デスクトップで写真のレタッチを行う時に有名なソフトのアプリ版である。
トーンカーブを使用するとこんな感じで写真が出来上がった。
冬の星座の代表格「オリオン座」がくっきりと写っている。(投稿した画像では非常に暗く不鮮明だがiPhoneで見る限りオリオン座は綺麗にくっきりと見える)
真っ暗な時に撮った写真。
月明かりがあるときや明け方少し明るくなる瞬間を狙って、星空撮影できるのではないだろうか?
次回はその瞬間を狙ってiPhoneで星空撮影を行い追記したい。
まとめ
いかがだっただろうか?
なんだ、この程度しか写らないのか・・・
オリオン座がはっきり写っているじゃないか!!
賛否両論ありそうだが、そう遠くない未来にはスマートフォンで天の川を撮影できる日が来るような気がする。
その時、ミラーレスカメラを含めた一眼レフカメラがどのような進化を遂げているのか?非常に楽しみである。