何が見れるのか?どんな魅力があるか?
徳島県の最高峰の標高1,955メートルの山『剣山』。
日本百名山のひとつで、四国では石鎚山に次ぐ2番目に高い山。
山頂は広く緩やかで高原のようになっており、美しい景色が一望できるのが特徴。
修験道の山として古くから知られている剣山の山頂付近には、行場と呼ばれる修行用の難所が存在します。
また剣神社や大剣神社、龍光寺や円福寺など山岳信仰の対象でもあります。
剣山には古代イスラエルのソロモン王が所持していた秘宝が眠っているとの伝説もあることから、ミステリースポットとしても知られています。
そんな剣山ですが、中腹までは登山リフトで登れるため、山登り初心者でも比較的簡単に登ることができます。
もちろん、リフトを使わずにしたから登山することもできます。
剣山で撮影した写真を載せながら剣山へのアクセスや魅力について、また撮影した時の様子や使用した機材についても解説していきます。
行き方 剣山はどこにあるのか?
剣山は徳島市の西、香川県高松市の南側に位置しています。
住所:〒778-0201 徳島県三好市東祖谷菅生
以前紹介した奥祖谷二重かずら橋から車で約20分、東側にあります。
アクセスと所要時間
剣山への交通手段は自家用車か路線バスが走っています。
路線バスは本数が少ないので自家用車かレンタカーで行った方がいいですね。
徳島市内から剣山登山口までは2時間20分程度かかります。
国道438号線か国道439号線で剣山登山口まで行くことになりますが、狭い山道なので走行には十分注意が必要です。
撮影した写真
それでは実際に撮影した写真を交えて解説していきます。
見ノ越第二駐車場に車を止めて登山口リフトに向かいます。
見ノ越第一駐車場と第二駐車場の間に剣山の登山口があります。
リフつを利用せずに登山する場合はここから登っていきます。
いくつかある剣山登山口の中でも一番登りやすい登山口ですね。
剣山登山口にはいくつかの飲食店やお土産物屋さんがあります。
剣山頂上にもヒュッテがありますが、ここで腹ごしらえして登るか、下山してから食事することもできます。
ここが見ノ越第一駐車場です。
見ノ越第一駐車場と第二駐車場と合計で300台近い車が駐車できるそうです。
紅葉時期は非常に車が多く、混雑します。
第二駐車場に停めるのがいいですね。
剣山観光センターの二階にリフトのチケット売り場と乗り場があります。
登山口からリフトに乗って西島駅まで行きます。
標高1750mから山頂を目指します。
40分で山頂にたどり着く尾根道コースの途中にある『刀掛けの松』。
ヒュッテ付近の鳥居。
ヒュッテ横の神社の裏には神が降臨する依代(よりしろ)である3mもの巨大な磐座(いわくら)があり、安徳天皇の宝剣を納めた岩、契約の箱を納めた岩など諸説あるそうです。
剣山山頂の様子。
実はこの日、山全体がガスに覆われて360度パノラマの絶景がまったく見えませんでした。
絶景がまったく見えない風景。
絶景が見れずにすごく悔しかったので、日を改めて登山しました。
先ほど紹介しましたが、これがパワースポットと名高い磐座。
天気のいい方がぜったご利益ありそうですよね。
同じ場所から撮影しているのにこんなにも違うんですよ!
山の天気・天候は完全に運ですからね。
使用した機材
撮影したレンズは24-120mmの標準レンズを使用。
万能レンズで使用しやすいですね。
三脚や偏光フィルター、NDフィルターは使用していないです。
撮影時のカメラ設定のポイント
晴れの日とガスがかかった日では設定はまったく違いますね。
晴れた日はシャッタースピードを速くしISOを100〜320くらいにしました。
F値は5.6〜7.1くらいに設定。
露出をマイナス設定してもよかったかもしれません。
ガスに覆われた日は設定云々よりも、撮影しても白いものしか映らないので、シャッターを切る必要がないかもしれません。
撮影時の注意点
紅葉などイベントのある時期には大変混雑するので周りの人に迷惑がかからないような行動が必要ですね。
ガスに覆われていた日は非常に風が強かったです。
風の強い日に三脚を立てて撮影する時は倒れないように気をつけた方がいいかもしれません。
近場の撮影スポット
まとめ
2019年11月に日を変えて訪問しましたが、天気の悪い日と天気のいい日の両方の写真撮影ができました。
天気のいい日と悪い日の比較していると、やっぱりいい天気の方がいいですよね。
事前の天気予報をチェックしながら訪問してみてはどうでしょうか?
剣山は大阪など関西から日帰りで行くことのできる登山初心者に最適の山です。
夏・秋はジーパンやスニーカーで気軽に行けるので興味のある方はぜひ行ってみてください。