当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。
今や気軽に写真撮影できて、しかも高画質。
スマホでの写真撮影はハードルを下げてくれます。
でもスマホで夜景を撮ってみても思った通りにいきませんよね。
それはF値やシャッタースピード、ISO感度を手動設定できないからなんです。(アプリを使えば別ですが^^;)
夜景撮影が難しいのは、昼間と比べて「暗い」ということ。
写真を撮るにはある程度の明るさが必要です。
夜のような暗い時間・場所はとても写真が撮りにくいシチュエーションなんです。
全体的に薄暗くはっきりしない写真になってしまったり、ムリに明るくしようとして画質が粗くなってしまうんですね。
暗い写真をキレイにうまく撮影するには、「スマホではできない」カメラの設定が必要になってきます。
それは一眼レフやミラーレスカメラのこと。
そんな夜景撮影ですが、一眼レフカメラやミラーレスカメラなら思っている以上に簡単に撮影できます。
かんたんな設定や撮り方のコツを覚えれば、誰でもキレイな夜景写真を撮ることができます。
スマホではできない工場夜景や展望台からの夜景、星空など夜の暗い時間帯の撮影ができるんです。
夜景撮影のコツについて記事を書きました。
夜景撮影のコツとその前に注意点
夜景撮影の考え方について紹介します。
暗くて映らなかったものを、後から明るくしてキレイに表現することはできません。
美しい夜景撮影をするためには、撮影前の段階で「明るい」=「光をたくさん取り込む」設定で写真を撮る必要があります。
カメラ本体の性能も関係あるかもしれませんが、とくにレンズがモノを言います。
大三元レンズと言われる所以は光をたくさん取り込む「明るいレンズ」であるということ。
安価なレンズと比較して、よいレンズは光をたくさん取り込む明るいレンズと言われています。
安価なレンズを「暗いレンズ」とは言いませんけどね^^;
続いては設定についてです。
テクニックその1 シャッタースピードを遅くする
1つ目の設定は、シャッタースピードの調整です。
シャッタースピードとは、シャッターが開いてカメラが光を取り込んでいる時間の長さのことを指し、「1/60秒」「1/250秒」などの設定があります。
参考
シャッタースピードとは?
シャッタースピードを遅くすることでたくさん光を取り込むことができ、その分だけ明るく写真を撮ることができます。
シャッタースピード設定で、夜のような暗いシチュエーションでも十分な明るさを確保することができるんです。
シャッタースピードは、Tv(シャッタースピード優先)モードなどで設定することができます。
マニュアルモードはF値なども設定する必要があります。
はじめての方は比較的簡単に扱えるTvモードからトライしてみましょう。
試しにシャッタースピードを「4秒」にして、カメラをしっかりと構えて写真を撮ってみます。
なんだか、ブレブレの写真になってしまいました。
これがシャッタースピードを遅くする時の注意点です。
シャッタースピードを「4秒」に設定した場合、4秒間シャッターが開けっ放しになっています。
その間に手ブレなどが発生した場合、写真も同じくブレてしまうのです。
そこで頼りになるのが三脚です。
三脚を使うことで、カメラをしっかりと固定することができるため、カメラを手持ちするよりも安定して撮影することができます。
いつもおすすめ撮影グッズに三脚を紹介するのはこのためです。
テクニックその2 ISO感度を上げる
2つはカメラの「ISO感度」の設定を変更する方法です。
ISO感度は「100」「400」のような数字で表され、この数字を上げていくほど暗いところでも明るい写真が撮れるようになります。
しかしISO感度を上げすぎると写真がザラザラで粗くなってしまいます。
ISO感度を上げることで、ある程度の手持ちで撮影できますが、あまりおすすめしません。
多くのカメラマンはISO感度を100〜400程度の低めに設定していますね。
慣れてきたら挑戦したい光の軌跡を残す
夜景撮影に慣れてきたら、プロが撮るようなお洒落な写真に挑戦してみましょう。
撮り方としては、下記の通りです。
- レンズについているフォーカスの設定をMF(マニュアルフォーカス)にする
- 画面、またはファインダーを見ながらピントリングを回す
- 光のボケが一番キレイにみえるところでシャッターを押す
こうすることで、光が丸くボケて、このような美しい写真に仕上がります。
車やペンライトなど、動く被写体を撮影する場合、シャッタースピードを遅くして撮ると、その軌道を写真撮影できるんです。
まとめ 夜景撮影は「明るさ」について学べるチャンス
三脚の設置や写真撮影時の設定で、夜景の撮影は昼間よりも少しだけ手間がかかります。
しかしその設定さえ行えばキレイに撮ることができます。
そのためには手動設定できないスマホ撮影ではなく、一眼レフカメラが必要です。
撮影時の設定で色々な撮り方ができるようになります。
また暗いシチュエーションで写真を撮るということは、カメラやレンズの「明るさ」について学ぶよい機会になります。
というコツを掴むことができます!!
失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていきます!!!
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。