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先日ふたご座流星群の流星撮影を行いました。
はじめての流れ星撮影では動画も写真もなかなかうまく撮影できませんでした。
三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が年明け早々に観察することができます。
ふたご座流星群の失敗を教訓に、うまく流れ星を撮影する場所や設定などのコツについて考えていきたいと思います。
しぶんぎ座流星群とは?
しぶんぎ座流星群とは8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに年間の三大流星群と呼ばれています。
しぶんぎ座流星群を観測できるのはお正月時期。
多くの流星を見ることができます。
最盛期の期間は数時間程度で、観測できる時刻が昼間になるか夜になるかで当たり外れのある流星群。
2019年のしぶんぎ座流星群のピークは1月4日午前11時。
極大日は日が明けてからということですが、1月4日未明から明け方にかけて見ることができます。
月明かりの影響もないのでかなりいい条件で観測できるそうです。
あとは当日の天気が晴れてくれれば最高ですね。
流れ星撮影のコツ
流れ星はデジタル一眼レフカメラを固定することで撮影することができます。
しかし流れ星は星と違って、輝いている時間が短いため、それに対応した装備や心構えが必要なんですね。
装備と心構えが前回の撮影では足りていませんでした。
流星群に必要な機材
星空撮影・流れ星撮影でいつも書いています。
個人的にはポータブル赤道儀が欲しいです(^◇^;)。
まぁ、大人の事情で諦めも必要なのでどうしようもないですけどね(^◇^;)。
場所
星空の綺麗なところで一晩中星空を見上げていれば、たいていは数個の流れ星を観察することができます。
街明かりが明るすぎると見づらい、見えない場合も。
お住いの身近な星空撮影ポイントをあらかじめチェックしておいたほうがいいですね。
ブログ運営者が住む地域はいわゆる「田舎」なので街明かりの心配は全然ありません。
いつも満天の星空を見ることができます。
晴れていればいつでも流れ星を撮影するチャンスがあるんねすね。
撮影する方向
流れ星が活発になった時、放射点を中心にして飛ぶように見えます。
そのため基本的に放射点を中心としてカメラの構図を合わせるといいです。
前回のふたご座流星群や、2019年のしぶんぎ座流星群のように、夜空のどの場所を見てもOKな場合もありますね。(こういう場合はどこを見ればいいのか悩んでしまいます(^◇^;))
設定
設定の基本は星空撮影と同じようにカメラのモードをマニュアル、シャッター速度は10秒〜バルブに設定。
ISO感度は最新の高感度ノイズが少ないカメラならISO6400~12800に設定してみようと思います。
レンズの絞り値は開放絞り(F値がもっとも小さくなる絞り)に合わせます。
設定が終わったら、ピントを合わせてシャッター速度15秒で星空を試し撮り
試し撮り(試写)は星空撮影では必須。
試写した画像が暗すぎたら露出時間を延ばします。
逆に明るすぎる場合には、露出時間を短くします。
「ISO6400」「絞りF2」「シャッター速度15秒」が基本の適正露出。
なおデジタル一眼レフカメラには長時間露出のノイズを低減するノイズリダクション機能がありますが、 流れ星を撮影する際にはオフにしておいたほうがいいですね。
ノイズ除去設定で写っている星がかき消されてしまう可能性もあります。
流れ星はいつ夜空を流れるかがわかりませんので、できるだけ連続して撮影した方が、 流れ星を捉えられる可能性が高くなるためです。
- 画質モード:RAW+JPEG(FINE)
- シャッター速度:15秒
- レンズ絞り:開放絞り
- ISO感度:ISO6400~12800
- 高感度ノイズ低減:弱
- 長時間ノイズ低減:オフ
まとめ
自分の反省点としてはISO感度を低めに設定する癖がついてしまっています。
星空撮影ということでISO感度についてもっと深く考えるいい機会になりました。
それと高感度ノイズ低減と長時間ノイズ低減の設定を「弱」「オフ」に設定することを忘れずに!(自分自身に込めて)
1月4日の深夜から早朝にかけて晴れていれば愛媛の絶景から流星群撮影をしてみようと思っています。
それも記事にしますので、ぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。