UFOラインとは?
UFOラインとは町道瓶ヶ森林道のことで、寒風山登山口からよさこい峠まで区間、西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長27kmの道路のことである。
標高1300m~1700mの尾根沿いを縫うように走るルートは、天空へと続く絶景のドライブコースとして人気があり、登山客のみならず四国内外から訪れる人気の観光スポット。
そして絶景の写真撮影スポットとしても有名である。
UFOラインの名前の由来は「雄大な山」という意味の雄峰からきているとされている。
雄峰ライン→UFOライン
というわけである。
正式名称は先ほどの説明の通り「町道瓶ヶ森線(ちょうどうかめがもりせん)」と呼ばれ、晴れた日には西に石鎚山系、南は太平洋まで見渡せる。
春のアケボノツツジやシャクナゲ、夏の新緑、秋は見事な紅葉、運がよければ10月の紅葉と霧氷を同時楽める素晴らしいスポットなのである。
そんなUFOラインの見どころの撮影スポットについて考察していく。
UFOラインの撮影ポイント
UFOラインの有名な絶景ポイントはこちら。
トヨタカローラスポーツのCMで放送された場所周辺がいちばんのポイントとなっている。
UFOラインのフォトスポット
UFOラインのフォトスポット
上記の場所が一番人気のスポット。
大型連休や星空撮影時にはこの場所に車を止めて写真撮影する人が多い。
標高1400mの場所にあるこの場所はしばしばガスが発生する。
青空の風景もいいが、ガスが流れ込む風景も素晴らしい。
写真は残念な感じだが・・・
また看板のある場所は東黒森と自念子ノ頭という山の登山口になっている。
多くの人が東黒森の山道を登って写真撮影を行なっている。
登山道に登って撮影
夜のUFOライン(月明かりのある日に撮影)
もっと上まで登ると日本三百名山の瓶ヶ森、さらに遠く西側には霊峰石鎚山も観れる。
もちろん天気のいい日に。
9月〜10月の9時ごろからはこの場所から石鎚山方面に天の川もキレイに見える。
夜に撮影する場合は三脚とヘッドライトが必須。
登山する人だけが知るUFOラインの撮影ポイント
UFOライン上にはいくつかの山がある。
東から伊予富士・東黒森・自念子ノ頭・西黒森・瓶ヶ森・子持権現山・伊吹山。
これらの登山道から眺めるUFOラインは絶景ポイントもある。
実際に登ってきてポイントを紹介したい。
伊予富士
伊予富士山頂から見た風景。
左下にはUFOラインが見える。
また、先ほどの人気スポットも遠くに見える(画像中心から少し左上側)。
伊予富士登山口から徒歩約40分で登れるこの場所は、初心者でも登れる山である。
この場所は夜に登って見たい場所である。
東黒森
UFOラインは写っていないが東黒森山頂付近にある岩から伊予富士がよく見える。
岩にのって写真撮影する人が多かった。
間違いなくインスタ映えスポット。
東黒森山頂から見たUFOラインの風景。
ここまで高いところから写真撮影する人はまずいない。
星空撮影にはここから撮影すると他の人とは違った写真に仕上がるのではないかな。
自念子ノ頭
東黒森方面の逆方向から見たUFOライン。
UFOラインの曲線がキレイに見える隠れたスポット。
眼下にはUFOラインを疾走するバイクの姿がかっこいい!
サンダルでも登れる山なので個人的には東黒森方面と同じくらいオススメ。
ちなみ自念子ノ頭山頂からの絶景はあまり望めない。
西黒森
西黒森山頂付近から見たUFOラインの風景。
見高には瓶ヶ森がキレイに見える。
西黒森は難易度が高い山道なので山登りをしたことのない人にはオススメしない。
瓶ヶ森
西黒森のちょうど反対側、瓶ヶ森〜吉野川源流碑の道中から撮影した風景。
高い場所の割にはそれほど苦にはならないかなと思う。
瓶ヶ森山頂からの風景はこちらの記事を見てもらいたい。
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伊吹山
滋賀県と岐阜県にまたがる日本百名山の伊吹山。
ではない高知県にある伊吹山から見た風景。
画像が粗いため分かりづらいが、この日は山の尾根を通るUFOラインにバイクが走っていた。
よさこい峠すぐ近くにある伊吹山からは石鎚山も近く、西条の街並みと瀬戸内海も眺めることができる。
標高1501mの伊吹山だが、UFOラインは伊吹山より高い位置を走っている。
まとめ
以上UFOラインの見どころ撮影スポットについて紹介した。
多くの人が撮影する場所と、実際に山に登って撮影した写真を載せてきたが、いかがだっただろうか?
それほど高いところに登らなくても、絶景を撮影できるが、車やバイクが豆粒になるほど高い場所に上がって撮影するのもおもしろい。
場所によっては20分ほどで登れる山もあるので、山頂付近からの写真撮影は絶対にオススメである。
山の上からは稜線がキレイに見える。
稜線と一緒に、UFOラインを走る車やバイク、自転車の写真撮影できる場所が数多くある。
山を登りながら写真撮影すると楽しさも倍増するので、ぜひ挑戦してほしい。