渓流で一眼レフカメラ(レンズも一緒に)を水没。
前回の状況とカメラの症状、状況を報告したいと思う。
水没した一眼レフカメラ 水没1週間後のカメラとレンズの状況を確認してみた!
渓流で一眼レフカメラ(レンズも一緒に)を水没。 前回の状況とカメラの症状、状況を報告したいと思う。 一眼レフカメラ水没 愛媛県某所。 滝を撮影終了後、バックに目をやったほんの一瞬に・・・ ...
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一眼レフカメラ水没
愛媛県某所。
滝を撮影終了後、バックに目をやったほんの一瞬に・・・
ポシャ!!!
音がした時には時すでに遅し。
水没直後にシャッターを切った写真。
真っ黒で何も映らなかった。
ちなみに水没したら電源を切ってバッテリー、SDカードなどのメディアを外すのが通常の対処方法。
間違った対処方法は、その後のカメラの動作不能になるそう。
注意してもらいたい。
前回の記事のようにジップロックに大量の乾燥剤を投入。
奇跡の復活を信じ、レンズとカメラを保管。
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ここまでが前回。
水没した一眼レフカメラ 水没1週間後のカメラとレンズの状況を確認してみた!
渓流で一眼レフカメラ(レンズも一緒に)を水没。 前回の状況とカメラの症状、状況を報告したいと思う。 一眼レフカメラ水没 愛媛県某所。 滝を撮影終了後、バックに目をやったほんの一瞬に・・・ ...
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1週間後のカメラ本体とレンズ
まず、カメラ本体を開封。
一緒に水没した24-120mm標準レンズを取り付けてみる。
当然動かない。
レンズが悪いのか?本体が悪いのか?
正常なカメラ本体がないとレンズの状況がわからないので、とりあえず置いておく。
次にカメラ本体。
いくつかのブログによると、乾燥剤を入れたジップロックにカメラを入れて密封。
1週間ほど放置。
iPhoneで撮影した一眼レフカメラ。
ピントがずれているのでわかりづらいが、1週間経っても液晶の部分に水が残っている。
とりえず、カメラ本体が起動する可能性を願い50mm単焦点を装着し、SDカードを挿入。
電源はつくが、エラーが出て使えない。
2枚入れているSDを一枚にしてみる。
スロット1に入れてみるが、エラー。
スロット1に入れたSDカードをスロット2に入れてみる。
!
!!
!!!
!!!!
!!!!!
完全に『クララが立った!!!』風になった。
さっそくSDカードをMacに挿入。
画像を確認してみると、jpg・RAW画像とも記録できている。
奇跡的にカメラ本体は動いた!!!!
ということでさっそく水没したカメラを片手に撮影に出かける。
場所は日本三百名山にして四国百名山、瓶ヶ森。
トヨタカローラのCMロケ地にもなった瓶ヶ森林道の向こう。
撮影した写真がこちら。
使用したレンズは50mm単焦点レンズ。
少し感じは違うが、きちんと撮影できる!!!
水没したカメラの動作確認
水没させてしまったカメラ本体、シャッターボタンを押すと「カシャ」という音とともに写真が撮れた!
しかし問題なく動いているのか確認した結果、以下のようなことがわかった。
確認動作
- カメラのシャッターが切れる
- AF(オートフォーカス)の動作OK
- 撮影した写真の確認が可能
- ホワイトバランス・補正等の設定も可能
不具合箇所
- スロットル1にSDカードを差し込んでも読み込めない(エラー通知)
- 液晶画面に出る確認写真に滲みや色の変色が見られる
- イメージセンサーについている(かどうかわからないが)多くのホコリ・ゴミが画像に映り込む
カメラの最も重要な機能である「写真を撮る」という作業はできる。
しかし水没の後遺症で上記のような不具合も確認。
最も問題なのはF値を大きくすると画像の至るところにゴミが映り込む。
上記の画像は圧縮されているのでわかりづらいが、写真上部の青い空の部分に写り込んだ埃が特に目立つ。
コレはイメージセンサーの清掃で治るのだろうか?(たぶん無理なのは理解している)
『カメラが動く』
と、いうことはもしかしたら正常な状態に戻るのではないのか?
という事で以下のような対処を実践した。
修理センターに問い合わせ
Nikonの修理サポートセンターに問い合わせし、カメラとレンズを送った。
内容は以下の通り。
- 水没した旨を伝える
- 修理が可能かどうか?
- (可能であれば)修理代はいくらがかかるのか?
ということで不具合はあるが、カメラ本体に関して動作は確認できた。
レンズは動作不能となってしまった。
カメラ本体の不具合とレンズの修理か可能なのかをニコンかスタマーサポートセンターに問い合わせることにした。
まとめ
標準レンズを装着した状態の一眼レフカメラを渓流で水没させてしまった。
大急ぎで自宅に帰り、乾燥剤の入れたジップロックにカメラとレンズを別々に保管。
1週間後に開封し、動作確認を行ったところ、レンズはまったく動かなかったが、カメラ本体は一部故障していたが、シャッターが切れて写真撮影できることがわかった。
次回はニコンカスタマーサポート修理センターに問い合わせた内容と結果について記事にしたいと思う。