東洋のマチュピチュとは?
マイントピア別子東平(とうなる)ゾーンは、市内の中心部から車で約45分、標高約750mの山中の「東平」と呼ばれる地域にあります。
東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子銅山の採鉱本部が置かれた所で、地中深くから掘り出された銅の鉱石を坑内電車で東平まで運搬し、そこで選鉱した後、貯鉱庫に貯め、索道を利用して、現在のマイントピア別子(端出場ゾーン)のある端出場へと輸送していた中継所となっていたところです。
最盛期には、社員・家族を含めて約5,000人が周辺の社宅で共同生活する鉱山町でもあり、病院や小学校、郵便局、生協、プール、娯楽場、接待館などの施設も整備され、一時期の別子銅山の中心地として賑わっていました。
当時の施設の多くは取り壊され、植林によって自然に還っていますが、貯鉱庫、索道基地、変電所、第三通洞、保安本部などの鉱山関連施設の一部が風化の痕跡を残しつつ現存し、中でも重厚な花崗岩造りの索道基地跡の石積みは、東平の産業遺産観光の目玉となっています。
引用
新居浜市観光サイト
別子銅山・東平は説明の通り、標高750メートルの高地にある廃墟です。
廃墟マニアにはたまらない場所かもしれませんね。
現在は観光地化されきちんと整備されています。
見所は廃墟だけではなく、東平に自生している(植えられた?)数多くの式折々の樹木と花。
750メートルの高地ということで、花の開花が平地よりも遅く、また珍しい植物もあると聞いています。
今回訪問した時にはツツジが綺麗に咲いていました。
場所・アクセス
別子銅山・東平の場所は上記の通りです。
松山自動車道「新居浜IC」から車で約45分の場所にあります。
マイントピア別子が最寄りの道の駅になります。
別子堂さん・東平とマイントピア別子間は10.5km、所要時間は約35分。
道の駅「マイントピア別子」にはお土産物屋さんや飲食店もあります。
アクセスについては下記サイトの記事をご覧ください。
愛媛県新居浜市のおすすめ旅行・観光スポット、東洋のマチュピチュ「別子銅山・東平地区」について
東平の駐車場は約70台分が完備され、子供連れ・家族づれでも訪れることのできるスポットなので安心です。
使用したカメラレンズ
使用したレンズは24-120mmの標準レンズです。
標準レンズは使い勝手が非常にいいのでいつも重宝しています。
撮影した画像とカメラ設定
撮影した写真を貼り付けていきます。
焦点距離 24.0mm 絞り値f/5.6 シャッタースピード1/320 ISO125 明るさ±0
東平の廃墟の様子を撮影。
露出・明るさについては太陽が出ていたり、曇ったりした場合で明るさが変わってしまうのでなかなか難しいと感じる今日この頃です。
焦点距離 42.0mm 絞り値f/4.5 シャッタースピード1/800 ISO125 明るさ±0
最近は「花のある風景」をテーマに撮影しています。
別子銅山跡のレンガを背景に花を撮影しました。
花の名前をチェックしていたのですが、忘れてしまいました(~_~;)
ご存知の方はぜひ花のお名前を教えてください。
焦点距離 32.0mm 絞り値f/3.8 シャッタースピード1/640 ISO125 明るさ±0
朽ち果てたレンガ。
焦点距離 120.0mm 絞り値f/5.6 シャッタースピード1/100 ISO125 明るさ±0
割れたレンガの隙間からシダ系の植物が生えてきています。
焦点距離 24.0mm 絞り値f/8.0 シャッタースピード1/320 ISO125 明るさ±0
焦点距離 24.0mm 絞り値f/5.0 シャッタースピード1/500 ISO125 明るさ±0
廃墟と花のある風景。
ヤマツツジでしょうか?
焦点距離 24.0mm 絞り値f/4.5 シャッタースピード1/500 ISO125 明るさ±0
上から見た様子。
焦点距離 38.0mm 絞り値f/5.0 シャッタースピード1/500 ISO125 明るさ±0
焦点距離 24.0mm 絞り値f/14.0 シャッタースピード1/80 ISO125 明るさ±0
最後の写真は急に暗くなったのでF値を上げ、シャッタースピードを遅くして光を取り込みました。
どうせなら許可を取ってドローンで撮影した方が雰囲気がわかりやすいかなと思います。
まとめ
今回は5月令和に入り始めてのゴールデンウィークの時期に訪問しました。
非常に多くの観光客で賑わっていました。
東平への道は非常に狭いので運転に不安のある方は、最寄りの道の駅『マイントピア別子』からシャトルバスが出ています。
とても安心ですよ。
車と車が離合できない道を通って訪れる場所であったので、山道の各場所に配置された警備員さんの指示で待たされることになりました。
自家用車での訪問より、マイントピア別子からのシャトルバスの方がおすすめです。
ガイドさんもついているので新居浜市と別子銅山の歴史をわかりやすく説明してくれます。
今回はマンプや第三変電所などは紹介していませんが、こちらもオススメの場所です。
訪問した際にはぜひ訪れて見てください。