西条祭り(伊曾乃神社例大祭)とは?
西条まつりは愛媛県西条市で江戸時代から続く伝統的な秋祭り。
五穀豊穣を感謝する神事で以下の神社で行われる例大祭の総称なんです。
- 伊曽乃神社(いそのじんじゃ)
- 嘉母神社(かもじんじゃ)
- 石岡神社(いわおかじんじゃ)
- 飯積神社(いいづみじんじゃ)
上記の神社は平成の大合併前の旧西条市で行われていた例大祭。
新西条市となって丹原綾延神社例大祭や小松秋祭り、東予秋祭りも加わりました。
しかし主に旧西条市の秋祭りを総称して『西条祭り』呼んでいます。
この中でもっとも大きい祭りが伊曽乃神社例大祭。
伊曽乃神社の祭りを「西条祭り」と呼ぶこともあるほど。
西条まつりは西条市の人々にとって石鎚山とうちぬきの水と西条祭りは特別なもので、とくに西条祭りの期間中、多くの地元の小売店や中小企業が休業します。
さらに地元の方だけでなく四国や本州から約10万人前後の来場者、観光客が訪れます。
2016年度の西条祭りでは約8万2,000人もの来場者が訪れたとのこと。
西条市内の氏子各町に所属する屋台(だんじり、神輿、太鼓台)は約150台あり、その数は日本一ともいわれています。
その中でも伊曾乃神社例大祭の屋台は80台以上。
多数の屋台による勇ましい迫力と夜の提灯による幻想的な光がとても綺麗。
写真撮影に適したお祭り・インスタ映え祭りと言っても過言ではありません。
そんな伊曾乃神社例大祭に写真撮影に行ってきたので紹介します。
伊曾乃神社例大祭写真撮影スポット
初日の宮出し
15日深夜に始まる伊曾乃神社例大祭のだんじりや神輿の屋体の宮出し。
今回残念ながら初日の宮出しにはいきませんでしたが、80台もの屋体が狭い神社の敷地に並ぶので間近で見物できます。
西条祭りおすすめスポットの一つに挙げられます。
御旅所での宮出し・奉納
伊曾乃神社から加茂川を渡り、川入り近くにある御旅所。
宮出し翌日の16日深夜に御旅所での宮出しとさしあげ奉納が行われます。
提灯をつけた地車(だんじり)がすごくキレイでした。
どこで撮影しても映えるんですよね。
動画の方がわかりやすい部分もあるかもしれません。
御殿前(西条高校前)
夜が明け、御旅所を出発し、西条市内を練り歩いただんじりと神輿は西条高校前の御殿前で奉納・さしあげをおこないます。
西条高校は西条藩の屋敷の跡に建てられた学校(ですよね?)。
この門の前で差し上げ奉納を行います。
西条高校のお堀の雰囲気。
差し上げ奉納を終えた地車が集合しています。
撮影した動画がこちら。
川入り
16日の夕方、西条祭り・伊曾乃神社例大祭のクライマックス。
祭りを終えた神輿が神社へ帰ろうとするのを、地車が川で阻止する西条祭り最大のイベント。
神輿が神社へ帰ったら祭りが終わっちゃいますからね。
通せんぼするだんじりと、神輿を守るだんじり。
ごちゃごちゃになって何が何だかわかりません(^^;;
しかし薄暗くなってきてだんじりの提灯が明るくなってくるときが一番キレイなんです。
動画はこちら。
まとめ
令和元年初の西条祭り『伊曾乃神社例大祭』。
現天皇(令和天皇)は982年、徳仁親王として伊曾乃神社に参拝してるんです。
愛媛県のみならず、全国的にもとても由緒ある神社なんですよね。
また表記は『伊曾乃神社』とも『伊曽乃神社』とも書かれています。
『曾』の方が旧字なのでしょうか。
10万人近い来場者が訪れる西条祭りはとにかくすごい人。
そしてカメラマンの数が半端ない!
西条祭りの撮影スポットに関しては人が多すぎて場所の確保が困難。
クライマックスの『川入り』の際には、川に入って撮影するカメラマンもいるほど。
いい感じで観客が写ればいいんですが、多くの人がカメラやタブレット、スマホをかざして撮影している写真になってしまいます。
祭りの雰囲気はわかるんですが、美しくないですね。
『いい写真を撮影するためにはまず場所取りが大事』
というのがわかり、非常に勉強になりました。
まとめの欄では文章を羅列してしまいましたが、とても撮影しがいのあるお祭りでした!
『インスタ映え』間違いなしのお祭り、毎年10月15日・16日に開催されていますので、ぜひ訪れてみてください!!!