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今回は一眼レフカメラを購入したらぜひ使って欲しい機能、「絞り値」について紹介します。
基本中の基本ですね。
最後までお付き合いください。
絞りとは?
被写体にピントを合わせて背景をぼかしたり、手前から奥まで幅広くピントを合わせる風景写真撮影する際に「絞り値」の設定を変える必要があります。
絞り値はカメラ内の表記やレンズスペックなどで「F値」と呼ばれています。
「絞り値=F値」というのは同じ意味です。
F値が低い(値が小さい)ほど被写体だけにピントが合い、背景が大きくボケが効いた写真を撮ることができるんですね。
専門用語で被写界深度が浅いと言います。
逆にF値が大きい(値が大きい)場合は手前から奥まで幅広く全体的にピントが合った写真が撮れるんです。
被写界深度が深いと言います。
レンズによって選べるF値は違います。
F値の小さいレンズは「明るいレンズ」と言われ、値段も比較的高価です。
基本的には被写体に焦点を当てる場合はF値の値を小さくし、風景など全体の写真を撮影する場合はF値の値を大きくするんです。
F値を小さくする事は「絞りを開ける、開放」、F値を大きくする事は「絞りを絞る」と言います。
実際に撮影してみた画像の作例
同じ構図でF値が違う画像を紹介します。
50mm 単焦点レンズ F値/1.6 シャッタースピード1/80 ISO250
50mm 単焦点レンズF値/8.0 シャッタースピード1/10 ISO1000
左のほうがボケが効いています。
ボケが効きすぎで机とMacがわからないですね^^;
24-120mm 焦点距離35mm f/5.6 シャッタースピード1/50 ISO250
24-120mm 焦点距離35mm f/13 シャッタースピード1/13 ISO250
もう一つは24-120mmの標準レンズを使用した画像。
どちらも同じ構図で絞り値が違います。
もう少しいろんな作例があればよかったのですが、この二つの作例がわかりやすかったので紹介しました。
レンズの違いはまた別の機会に紹介したいと思います。
まとめ
50mm単焦点レンズ f/3.2 シャッタースピード1/40 ISO100
AutoモードやPモードで撮影している人はいろいろ試してみてください。
Aモード、Avモードに切り替えて絞り値を自分で設定して撮影してみてください。
ものや人に焦点を当てる場合は絞り値を小さくし、風景や場合によってポートレートなどは絞り値を大きくとってみるのが基本です。
ボケの効いた写真を撮影したい場合は単焦点レンズがオススメです!
先ほども書きましたがいろいろ試してみるのが一番大事。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。