ブルーアワー・マジックアワーとは?
そしてこの『太陽の光』が、1日の中で ”一番美しい” と言われるのがマジックアワー。
太陽の角度が ”±6度以内” の位置にあるときの時間帯です。
朝焼け時、夕焼け時のほんの一瞬、空や風景が輝くマジックアワーに撮影すると写真もキレイに撮れるんですよね!
またブルーアワー、ゴールデンアワーなんて言われます。
厳密に言えば違いはありますが、大体ゴールデンアワーって呼ばれ方をしますね。
マジックアワーのチャンスは朝と夕方、1日に2回あります。
ではマジックアワーって何時から何時までの間のことを言うのか?
というと季節や地域によって違います。
たとえば四国では
冬は早く、17:00過ぎ位から…
夏は遅く、19:00過ぎ位から…
と季節に合わせて、毎日少しずつ変化します。
太陽の高度(角度)は日によって微妙に違います。
詳しくはWEBで調べるたり、スマホアプリで確認できます。
iPhoneアプリではMagic Hour』というアプリが有名。
『Magic Hour – elfinda apps』
興味がある方はダウンロードしてみてください。
マジックアワー・ブルーアワーに必要な機材
マジックアワーで美しい風景を撮影するためにはやはり機材が必要です。
次に必要最低限の機材を紹介します。
三脚
ブレないようにカメラを固定して撮影する必要があります。
カメラを固定する三脚がすごく便利。
三脚は持ち運びするのになるべく軽く、安定できるものが基本です。
いいものはやはり値段が高くなるのでリーズナブルなものから値段が高いけどオススメの三脚を3つ紹介しておきます。
NDフィルター
朝夕の撮影であればND4、ND8、ND16を使用すれば良いかなと思います。
レリーズ
レリーズを使用すればカメラ本体に触れることなくシャッターを切ることができます。
本体に触れなければ撮影するときにブレないんですね。
ぜひチェックしてみてください。
ちなみにキャノン用とニコン用でレリーズの種類が違うようですね。
カメラ撮影時の設定
撮影モード
撮影する際は撮影モードは「絞り優先(Av/A)」もしくは「マニュアル(M)」に設定します。
特別なこだわりがなければ「絞り優先」で行います。
絞りとISOをご自身で設定すると、シャッター速度を自動で計算してくれます。
マニュアルモードに比べて設定も簡単です。
絞り(F値)
撮影はパンフォーカス(全体的にピントがあった状態)での撮影が基本。
レンズ絞りはF8.0あたりを基準に調整して撮影しています。
夕暮れ時には街灯りもでてきます。
光芒を調整する場合は、お好みで値を調整してみてください。
絞る(F値を大きくする)と光芒が綺麗に写りますが、絞りすぎると回折現象が発生し画質が低下する恐れがあります。
F13~16あたりまでにしておいた方が良いですが、撮影しながら調整してみてください。
ISO感度
三脚を使用するのが基本。
ISO感度はカメラで設定できる最低感度に設定すると良いです。(ISO感度は値が低いほどノイズが少ない高画質な写真になります)
三脚が使えない環境の場合については、ISO感度が低いと手振れを起こす場合があります。
当然ですが、ISO感度を上げ過ぎるとノイズが目立ちますので気をつけてください。
まとめ
細かな撮影方法より撮影スポットでマジックアワーの瞬間を待ち構える方が大事かなと思います。
さまざまなマジックアワーの写真を撮影し、この記事に付け足したいと思っています。