滑川渓谷とは?
滑川渓谷とは、愛媛県東温市にある渓谷。
渓谷の特徴は長い年月をかけて侵食された砂礫岩の奇怪な岩肌や、全長1kmにも及ぶナメラと呼ばれる美しい川床。
流水が川床にある小さなくぼみで渦を巻き小石が内側を削ってできた甌穴(おうけつ)があり、自然が創り出した芸術の世界と言っても過言ではありません。
幾千もの年月が創り出した幻想的な水の秘境と言われています。
真夏の避暑の時期に行って見ました。
「奥の滝」では、自然が作り出したアリーナ状の岩、その中心部から流れ落ちる滝が魅力です。
滑川渓谷へのアクセスと駐車場
滑川渓谷の場所は以下の通り。
住所:〒791-0323 愛媛県東温市明河
川内ICから車で約25分。
いよ小松ICから車で約30分の場所にあります。
駐車場はありますが、非常に狭く、紅葉など観光客が多く訪れる時期は大変混雑します。
トイレも完備されています。
滑川渓谷の雰囲気(撮影した写真)
駐車場から20分ほど歩けば『奥の滝(竜の腹)』に到着します。
初夏から初秋ごろは沢を登っていけるので、濡れてもいい服装で行くのがお勧めです。
ここの見どころの一つは何と言っても、ナメラと呼ばれる一枚岩の川床。
幾千年もの時をかけて創られた自然の芸術です。
奥に歩いて行くと涼を感じる雰囲気。
夏の暑い日にはぴったりの避暑地なんです。
夏に行った時は木々が青々としていました。
秋は紅葉が綺麗なんですよね。
小石が内側を削ってできた甌穴(おうけつ)がところどころにあります。
さらに進んで行くと光が差し込みにくい場所に。
苔と岩がまたいい感じ。
まさにパワースポット。
渓谷に光の差し込むと神々しくて綺麗でした。
まさに水の秘境。
使用した機材と撮影のポイント
D610と24-120、NDフィルター8も使用しました。
『龍の腹』と呼ばれる長い年月をかけて創られた自然の神秘のような場所での撮影にNDフィルターを使用しました。。
深い緑の中に現れる幻想的な世界を表現できるんですね。
龍の腹の中央に流れる、奥の滝。
豊富な水が勢いよく流れます。
渓谷に差し込む光で渓谷の雰囲気が変わります。
撮影スポットであると同時に完全なるパワースポットですね。
マイナスイオンをいっぱい浴びると気持ちが良くなります。
訪れた人々が願いを込めて積み重ねた石が沢山あります。
神社や祠はありませんが、自然の中に神様を感じることができます。
そんな人たちが積み重ねたのでしょう。
まとめ
新緑の春。深い緑に覆われた夏、紅葉の秋、氷の世界となる冬。
四季折々に変化する自然を、一年を通して楽しめます。
訪問したのは猛暑の厳しい8月でしたが、紅葉の時期や冬は長さ数メートルのつらら(氷柱)を楽しめます。
四国八十八景にも選ばれた愛媛県東温市の滑川渓谷。
愛媛のおすすめ撮影スポットです!