国土交通省四国地方整備局が選定した四国の魅力ある風景を集めた『四国八十八景』。
四国八十八景の中でも唯一、工事中の建物なんですよね(2020年現在)。
そんな道後温泉本館についての記事も過去に数記事作成しています。
今回は工事中でも楽しめる、工事中ならではの写真撮影について解説していきます。
道後温泉とは?
日本最古といわれる愛媛県松山市道後のシンボル「道後温泉本館」
は3,000年の歴史があります。
明治27年に改築された道後温泉本館は、平成26年に改築120年を迎えた、四国を代表する歴史的な建物。
平成6年には公衆浴場としてはじめて国の重要文化財に指定されるなど、国内外から評価されています。
そんな道後温泉本館が平成31年1月15日から7年にも及ぶ大改修が始まりました。
本館の内装だけでなく、外観も改修工事に入る大掛かりな工事になります。
道後温泉へのアクセス・場所
道後温泉の場所は以下のとおり。
伊予鉄道電停JR松山駅前より、伊予鉄道市内電車道後温泉行き約25分/タクシーで約25分
伊予鉄道電停松山市駅より、伊予鉄道市内電車道後温泉行き約20分/タクシーで約20分
松山観光港リムジンバス道後温泉駅前行き約43分/タクシーで約25分
三津浜港から伊予鉄バス三津吉田線で約35分
松山市駅から伊予鉄道市内電車道後温泉行きに乗り換え、約20分/タクシーで約25分
車での行き方や詳しいアクセスについては以下を参照にしてください。
工事中の道後温泉本館(撮影した写真)
工事中の間しか見ることのできない道後温泉本館。
撮影した写真を紹介していきます。
鉄筋で覆われた道後温泉本館。
撮影したのは2019年(令和元年)6月。
この外観はもう見ることはできない貴重なものかもしれません。
もしかしたら完成直前にもみれるかもしれませんけどね。
天空の散歩道にできた足湯近くの松と一緒に撮影した道後温泉本館。
よく見るとわかると思いますが、2019年時点では本館全体が覆われているわけではありません。
そして手塚治虫の大人気漫画『火の鳥』の絵が描かれているラッピングアートに覆われた道後温泉本館。
無骨な骨組みから火の鳥ラッピングアートですごくキレイになりましたね。
工事中で道後温泉本館が見れなくなってしまいましたが、期間限定のラッピングアートも素敵です!
素敵な建物に生まれ変わることを願い『不死鳥・火の鳥』と『REBORN(再生)』を掛け合わせていますね。
素晴らしいコラボレーションです!
使用した機材
使用した機材は24-120mmの標準レンズ。
夜景撮影ではないので特別変わった機材は使用していません。
まとめ
カメラの設定は以下の通り。
- ISO感度は天候に合わせて100〜500
- シャッタースピードも天候に合わせて100〜2500
- 絞りはF5.6〜F8程度
明るさと被写界深度の深さに注意して絞りの数値を大きめに設定しました。
7〜8年続く愛媛県松山市の道後温泉本館の改修工事は一年が経過しました。
現在は火の鳥プロジェクションマッピングが17時から上映されています。
このようにいろいろな嗜好を凝らしたイベントや取り組みが行われるはず。
その都度道後温泉本館に出かけ工事の状況やインスタ映えしそうな写真を撮影してきたいと思います。