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愛媛四国で6月〜7月に見ることのできるホタルの撮影方法について紹介したいと思います。
ホタル撮影に必要な機材
ホタルを撮影するためにはやはり機材が必要。
ホタル撮影に必要な機材は以下の通りです。
一眼レフカメラ
フルサイズ、ASP-C、ミラーレスカメラなど絞り値わシャッタースピードをマニュアル設定できるカメラであれば問題ありません。
当然レンズも必要です。
望遠レンズより標準レンズ、広角レンズがオススメです。
三脚
グラつかない、安定したものがオススメ。
安物から高いものまでいろいろ。
自分はSILKのリーズナブルな三脚を使用しています。(安物^^;)
三脚に関しては別記事にて紹介したいと考えています。
レリーズ
レリーズとは「リモートレリーズ」の略でリモコンの一種。
半押しにしてAFしたり、インターバル撮影にも役立ちます。
星空や蛍など、暗いところでの撮影に効果を発揮します。
直接シャッターを押すとカメラがぶれてしまいます。
ブレてしまうとうまく撮影できません。
なくても撮影できないことはありませんがオススメアイテム。
ヘッドライト
暗くなるとカメラの設定がわからなくなったり、その他の道具が見えづらくなってしまいます。
そんなときのためにヘッドライトはオススメ。
注意点があります。
周りに人がいると迷惑になる可能性があります。
十分に気をつけてください。
また明かりを照らすとホタルの動きが悪くなるように思います。
暗闇で光るホタルを見るように心がけてください。
ホタルの撮影方法 カメラの設定
三脚でカメラを固定。
暗闇に映るホタルを見つけたらホタルの光源にレンズを向けて撮影します。
オートフォーカス(AF)をマニュアルフォーカスに変更。
手振れ補正(VR)もOFF、切っておきます。
- シャッタースピード10〜30秒
- ISO 400〜800
- 絞り値 数値を小さくする
上記を目安に撮影しました!
何度も撮影に出向き、慣れてくればわかってくるんでしょうけど、とりあえずはこんな感じです。
星空撮影に似ているかなと思います。
撮影したホタル
撮影したホタルの写真と設定について書いていきます。
F/7.1 シャッタースピード20 ISO400
上の写真は真ん中下の方にホタルの光源が見えます。
F/4.5 シャッタースピード25 ISO800
川の流れる流水とホタルの動きがいい感じに撮れました。
f/5.6 シャッタースピード25 ISO1250
ISO感度が1250と少し高いです。
ホタルがではじめたところなので光跡がまばら。
失敗画像
f/11 シャッタースピード25 ISO800
f/5.6 シャッタースピード30 ISO1250
左の画像はホタルの動きが悪く「ミミズ腫れ」のような画像になりました。
絞り値をもう少し小さく、シャッタースピードも15〜20くらいにすれば違った画像になっていたかもしれません。
右の画像はピントが合っていません。
多重露出
Photoshopを利用した比較明合成画像
Photoshopを使って合成写真を作成できます。
複数枚の画像を重ねて多くのホタルが流れるような画像を作成することができます。
東京カメラ部やナショナルジオグラフィックでもこのような手法を使った写真が多くあります。
これについては別記事にてPhotoshopを使用した合成画像の作り方を紹介したいと考えています。
撮影する際に複数のRAWデータを重ねて写し込み一つの画像にする設定がNikonやCanonの一眼レフカメラにあるはず。
「多重露出」設定についても別記事で紹介します。
ホタルに種類
最後にホタルの種類について少し紹介しておきます。
日本の蛍は何十種類もいるそうですが平家蛍(ヘイケボタル)、源氏蛍(ゲンジボタル)、姫ホタル(ヒメホタル)という三種類が代表的。
ゲンジボタル
日本で一番よく見かけるホタル。
動きがあり、発光もゆっくりと長く光るので一番撮影しやすいホタルのようですね。
川辺に生息するそうです。
ヘイケボタル
ゲンジボタルより小さく発光は比較的少ない。
水田や池、湿原に生息するそうです。
田んぼは農薬を撒くので生きていくのは難しいのかもしれません。
40〜50年前の水田や水路に生息していたと聞きました。
ヒメボタル
山の中に生息するホタル。
なかなかお目にかかれないホタルです。
動きも少なくあまり撮影向きでないと聞きました。
ヒメボタルを見つけても場所を明かさないのが暗黙の了解になっていると聞いています。
山が荒らされる可能性があるそうです。
まとめ
f/11.0 シャタースピード25 ISO800
絞り値を高くするとあまりいい写真が撮れないような気がしました。
ホタル撮影をしてみての感想です。
どの撮影方法が正解というのはありません。
はじめてのホタル撮影時はなにか基準になる設定って欲しいですよね。
人の真似をしてみてから自分だけ、自分なりの方法で撮影してみてください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
「多重露光」機能の使い方やPhotoshopを使用した合成写真については別記事にて紹介したい思っています。
読んでいただけるように精一杯記事を作成します。
よろしくお願いします!