四国では一番早くに紅葉を見ることができるスポットがあります。
その場所は当記事のタイトルにもある『石鎚山』。
最近は四国外の方に認知されてきていますが、まだ知らない方もいらっしゃるようですね。
今回は紅葉が綺麗な石鎚山をテーマに記事にしていきます。
石鎚山とは?
四国外の人にとっては馴染みの薄い山のようですが、近年インスタ映えする山としてその名が知られ始めています。
石鎚山は信仰の山として知られています。
四国一、そして西日本一の霊峰・石鎚山は四国の主要山系から北は瀬戸内海、西には太平洋、土佐湾まで見渡せる絶景の山なんです。
鎖場のある険しいコースで初心者には厳しい山、というイメージがあるようです。
しかしいくつかある登山口の中でも土小屋コースは2時間半で登頂できるほど簡単な山やなんです。
土小屋コースはハイキング感覚で登れるコース。
小学生の低学年も登っています。
石鎚山は四国の礎とも言える山で、石鎚山系である石鎚山脈は四国山地西部に属する石鎚山を最高峰とする山脈。
石鎚山の麓の町である西条市や新居浜市は、山のおかげで地下水に恵まれています。
石鎚山直下の西条市は湧水のうちぬきで有名。
西条のうちぬき水は名水百選に選ばれているんです。
新居浜市の国領川、西条市の加茂川・中山川だけでなく、徳島県を流れる吉野川や『仁淀ブルー』で有名な高知県の仁淀川は石鎚山脈を源流としています。
石鎚山の場所・アクセス
石鎚山の山頂は以下の通りになります。
登山口は石鎚ロープウェイルートと土小屋ルートがあります。
先に説明した通り土小屋ルートが非常に登りやすいです。
石鎚ロープウェイルートは鎖を登っていかなければなりません。
土小屋ルートが
- 上り2時間30分
- 下り1時間30分
石鎚ロープウェイルートは
- 上り3時間30分
- 下り2時間30分
詳しくはこちらのサイトの記事で紹介されています。
ぜひご覧ください。
絶景の石鎚山の撮影ポイント
毎年紅葉時期になると、多くのカメラマンが石鎚山山頂に登頂してきます。
石鎚山山頂の『弥山』から天狗岳を撮影するのが恒例となっているんです。
晴れ渡っていれば上記のような絶景の天狗岳を見ることができます。
ただし山の天気は変わりやすい。
あさの6時前。
ご来光が見える時間帯からガスがかかり、天狗岳が見えづらくなってしまいました。
日によってはこのように写真を見ながら「ガス」で天狗岳が隠れてしまうこともあります。
しかしこれはこれで素晴らしい景色ですけどね。
手前に写っているのがドウダンツツジ。
石鎚山はドウダンツツジで有名な撮影スポット。
紅葉で真っ赤に染まったドウダンツツジが『映え』ます!!
霧がかかってから待つこと2時間。
だんだんと霧が晴れてきて天狗岳が見えかかっています。
紅葉と霧がいい感じで撮影できました。
写真を挙げればきりがないくらい素晴らしい景色を見ることができる石鎚山山頂。
山頂でなくても素晴らしい景色を撮影することができます。
場所や天候によって下から眺める石鎚山の景色は撮影スポットになります。
石鎚山山頂前の公衆トイレ付近にある鳥居と公衆トイレの側から撮影した雲海。
足元に気をつけて辺りを見渡せばシャッターチャンスはどこにでもあります。
足元に咲く花やキノコも被写体になります。
石鎚山系には世界的にも非常に珍しい昆虫や植物が生息しているんです。
書籍などでチェックして見るとおもしろいですよ。
まとめ
石鎚山を登る途中や時間帯によっても撮影スポットは数多くあると思います。
今回は『紅葉』をテーマにしましたが、季節によってもさまざまな姿を見せてくれる美しい山なんです。
神います山『石鎚山』。
今後さまざまな光景を見せてくれる『絶景石鎚山』を当ブログでも紹介していきたいと思います。