当ブログ運営者が愛用している三脚はお値段がお手頃なSLIKのビデオカメラ用クイックシュー付きの三脚。
先日石鎚登山の際に三脚のレバーが外れたようで山中に落としてしまったようです。
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雲台部分がしっかり固定できず、カメラの重量が重いせいもあり安定して固定できませんでした。
今回を機に三脚を購入したいと考え、三脚について色々調べてみました。
三脚購入をご検討の方にお役に立てればと思います。
三脚の用途
三脚を使用するのは以下の用途が考えられます。
- 家族旅行
- 花や昆虫撮影
- 夜景・花火
- 自然風景
- 鉄道・電車
- 飛行機
- 野鳥・動物
用途によって重さや高さを変更する必要があります。
用途別で複数の三脚が必要になる場合もあると思います。
三脚の素材
一眼レフ向けの三脚には「アルミ製」と「カーボン製」の2つの素材があります。
一眼レフ向け三脚の素材としては「カーボン製」のほうが優れています。
理由は以下の通り。
- 軽い
- 振動がない
- 熱伝導が小さい
基本的にアルミよりカーボンの方が軽いです。
そのぶん脆いと言われていますが、今のカーボン製三脚はどうなんでしょうね。
それほど脆そうには思わないのですが・・・。
カーボン製は振動が収まりやすいことや、寒冷地で使用してもアルミほど冷たくならないというメリットも。
カーボン製は高価なためアルミ製三脚が主流でしたが、最近では以前よりリーズナブルなカーボン製三脚も見受けられます。
しかし価格で比較するとアルミ製三脚の方がまだ安いという印象を受けます。
ほんの少しの価格差ですけどね。
ねじ式かクイックシューか
雲台とカメラを取り付ける方法は二つあります。
- ネジ式
- クイックシュー
の2種類。
ネジ式はシンプル。
一眼レフの底面にある三脚用のネジ穴に雲台のネジを差し込んでネジを回して固定します。
三脚用のネジ穴があればどんなカメラでも取り付けられるので、汎用性が高いです。
クイックシューとはシューと呼ばれる部品をカメラの三脚穴に取りつけ、カメラと雲台をレバーで固定する方法。
ネジ式に比べてレバーを引くだけで取り付け取り外しができるので、とっさに三脚を使いたい場合に便利。
シューを忘れたり無くすとカメラを三脚に取り付けれなくなるのがデメリット。
星空撮影でシューを持っていくのを忘れたことがあります。
結局撮影できませんでした。
またシューの形状が雲台によって違います。
そんなクイックシューの中でも、アルカスイスという方式があります。
切り込み部分のことですね。
この部分が合わなければ雲台に取り付けることができません。
アルカスイスは高性能の雲台を販売しているメーカーです。
そのアルカスイスが独自に開発した切り込みでツマミを回すだけでカメラと雲台がしっかり固定される手軽さと、互換品がたくさん販売されています。
ナット式かレバー式か
脚のロック方法としてナット式とレバー式があります。
ナット式はネジのように回転して三脚の脚を緩めたり固定する方法。
レバー式は文字通りレバーで三脚の脚を固定したり緩めます。
一眼レフ向けの本格的な三脚ではほとんどがナット式です。
レバー式は安価な三脚以外ほとんど見かけません。
取り付けたカメラの安定性に関係する耐荷重
上記の素材や取り付け方法、ロック方法は値段によって変わってきます。
カーボン製はアルミ製と比較して価格が高いし、リーズナブルな三脚で直接ネジ型を見かけたことがありません。
通常はナット式の三脚足ですが、かなりのお手頃価格の三脚だとロック式を見かけることがあります。
結局『お値段なり』というのが当ブログ運営者が導き出した答えです。
大事にすべき点は以下の2点
- 耐荷重
- 高さ
自分の持っているカメラ機材がどのくらいの重さがあるのか?
どのくらいの高さの三脚が欲しいのか?
この2点につきます。
あとは用途にあった三脚を探すことになります。
その中で

という選択肢が出てきます。
あとはお目当のメーカーがあれば、メーカー指定で購入すればよいかと。
三脚メーカーについては次に紹介します。
有名三脚メーカー
三脚のメーカーを紹介します。
最低限この4つのメーカーを押さえておけばいいかなという気がします。
Manfrotto(マンフロット)
マンフロットは、イタリア発の高性能三脚メーカー。
創業は1972年で、カメラ記者のリノ・マンフロット氏が当時使いにくかったスタジオ機材を改良したことが始まり。
軽量で高性能な三脚シリーズは高いデザイン性も相まって、世界各国の写真家やジャーナリストから高く評価されています。
水平から垂直へ簡単に移行できるセンターポールシステムや、業界初の3WAYギア付き雲台などの独自機構搭載の三脚を開発。
SLIK(スリック)
長年三脚をリリースしている国内メーカー。
現在は写真用品を取り扱うケンコー・トキナーの子会社。
しかしブランドは継続しており、世界各国に愛用しているユーザーがいます。
かなりお手頃な三脚がAmazonで販売されいたので購入し、長年愛用していました。
Velbon(ベルボン)
1955年に写真用三脚輸出専業としてスタートした国内メーカー。
収納時に脚を180°回転させることで大幅にコンパクト化できる「ウルトレック」などが好評で、高性能な三脚を多数リリースしています。
Gitzo(ジッツオ)
フランス発の三脚メーカー。
ケーブルレリーズなど、カメラアクセサリーを開発していたアルセーヌ・ジッツォーヴェン氏によって1917年に創業。
三脚は第二次世界大戦後に製造を開始。
現在では主流となったカーボン三脚やマグネシウム雲台、トラベラー三脚を作った元祖としても知られています。
悩んだ結果購入した三脚
アマゾンで以下の三脚を購入。
Tycka カメラ用三脚 一脚可変式&自由雲台付き 4段 全高164cm アルミ製 TK101
アルミ製三脚で足はナット式、アルカスイス方式のクイックシューの三脚です。
耐荷重は10kg。
この三脚の使い勝手(レビュー)については別記事にて紹介したいと思います。
まとめ
以上、三脚購入検討時の目安について紹介しました。
私が今回購入した三脚は1万円以下で購入しましたが、三脚購入の選択肢を増やすにはやはり2万円以上の予算で検討した方がよいことがわかりました。
持ち運びが比較的簡単で、しっかりと固定できる三脚を選ぶ場合はしっかりとした予算を組みましょう!